先日、嘉麻市の低山、大法山と白馬山に登ってきました。
どちらも300m足らずですが、意外に登りごたえのある山でした。
スタートは梅林公園のある安国寺です。
登山道の入口には福岡県指定の天然記念物「バクチノキ」がありました。
もっとも、どれがバクチノキなのかわかりませんが・・・
登山道は梅林公園の奥に続いています。
この一帯は野鳥保護林となっているようで、熱帯地方の原生林か?と思うぐらいの鳥のさえずりが聞こえてきます。
福岡の山は人工林が多いので、これだけ野鳥の声が聞こえる登山道も珍しいです。
こういう自然林がもっと増えてほしいと思います。
最初はなだらかな登山道も先に進むと傾斜がきつくなってきます。
20分ほど登ると安国寺の奥の院に着きました。
といっても岩に囲まれた祠があるだけ・・・。
この辺りはバクチノキやムクロジが群生しているようで、案内板が立っていました。
といってもどれがムクロジなのでしょうか?
写真の大木がおそらくムクロジなんでしょう。
さらに急峻な登山道を登ります。
少しすると尾根に出て少しあるくと白馬山山頂に着きました。
岸取城址となっているので戦国国はお城が築かれていたようです。
ただし、現在は展望ゼロです。
展望がないので早々に立ち去ります。
白馬山から縦走路を5分ほど歩くと大法山の山頂に到着。
こちらも展望はありませんでした。展望がないとただの通過地点です。
この縦走路唯一の展望所は大法山のさらに先にあります。
なので展望のない白馬山と大法山は素通りして縦走路をそのまま進みます。
・・・すると前方に鉄の階段が?
この岩を越えるために作ったらしいのですが・・・
横から巻いて通れるんですけど・・・
これっているのかな~?と首をひねりながら先に進むと・・・
何と・・・縦走路が舗装されてしまっています。
登りはいいけど下りは逆にズルズル滑るじゃねーかよ・・・と愚痴りつつ・・・
大法山から20分ほどで展望所に到着。
金網で囲まれている展望所。この金網もいらないと思うのですがね。
スタートは野鳥の声が聞こえて気分良かったのですが、縦走路は人口造営物の連続で興ざめの白馬山・大法山登山でした。
おしまい。