戦国時代にこのあたりを勢力下に治めていたのが筑紫氏です。
その居城跡である「勝尾城址」がある城山に登ってきました。
スタート地点はバス停のある「あずまばし」です。
整備されていて公園みたいになっています。
あずま橋を渡りみちなりに車道を進むと、筑紫氏遺跡に着きました。
戦国期には、ここに筑紫氏の城下町があったようです。
現在では整備されて公園になっています。
川のせせらぎが気持ちいいですが、ちょっと整備されすぎている感もいなめません。
さらに車道を歩いて谷を上っていきます。
少し開けたところに出ると筑紫氏館跡のあるお宮さんに到着です。
館跡の入口にはトイレもありました。
すぐ横には広い駐車場もあります。
石段を上ると筑紫氏の館があった場所の広場に出ます。
現在はお宮さんが建てられており、館跡という感じはしません。
ここは谷間になるのですが、意外に日当たりのいい場所です。
こういうところに別荘建てて住んでみたいと妄想が膨らみます。
登山道の入口は筑紫氏館跡の奥にあります。
勝尾城址のある山頂までこんな感じの登山道が続きます。
中腹には勝尾城の大手曲輪などがありました。
数百年も昔に造られたとはいえ、当時の面影を残す石垣です。
城郭と合戦の様子を頭の中で妄想しながら少し休憩。
山頂には館跡から1時間ほどで到着しました。
山頂は勝尾城の主郭が建てられていただけあって広々としています。
昔はここに鎧を着た侍がいたんでしょうか。
展望所からの眺望は抜群。
もっともこの日はPM2.5が大挙襲来していたらしく、あまり展望は利きませんでした。
山頂でしばらく休憩した後下山しました。
下山は13仏の滝を経由するコースを歩きました。
13仏の滝は小さなものでしたが渓流沿いの道はそれなりに歩きごたえのある登山コースでした。
おしまい。