求菩堤資料館の方から車道を上り、座主園地というところの駐車場から登ります。
最初はきれいに積まれた石段が続きます。石段の奥行が広くて歩幅とイマイチ合わず、歩きにくいことこの上ない・・・。
石段を上っていくと岩屋坊という建物がありました。
岩屋坊には40年ほど前まで人が住んでいたらしいです。
修験道が盛んなころは、こういった建物が石段の両側にびっしりと建ち並んでいたのでしょうが、今はこの建物を残すのみです。
岩屋坊から左に道をとり、さらに登っていきます。
少し歩くと、獅子の口という水場があります。
修験道が盛んだったころはココから先の飲食が禁じられていたようで、ここが最後の水場だったようです。
今の時代は別に飲んでも構わないのでしょうが、私も修験者にならってこの先飲食を絶とうと思います。
ちなみにこの獅子の口の水、少し飲んでみましたが私の舌にはチョット合わないような感じでした。
仕方ないので持参したペットボトルの水を飲んで登山再開。
その先の鳥居をくぐるとまたもや石段登りです。
石段のぼりは歩幅がいまいち合わないので疲れます。
しばらく登ると中宮に到着。
世が世なら、ココには修験者がワンサカいたんでしょうが、今は人っ子一人いません。日曜日なのにこの静けさは・・・みんなどこに登りに行っているのでしょうか?
中宮の右手に回り込むと、鬼の石段という急峻な石の階段が現れました。
最初の方は「こんなもんか・・・」と侮っていたのですが、途中から急激に傾斜が増して来てかなり疲れました。
鬼の石段を登り終えると、求菩堤山頂の上宮に到着。
展望はありませんが、威厳のあるお宮さんが見れて満足です。
おしまい。